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GA4とBigQueryって連携する必要あるの?~連携して分析したほうが良い場面とは~

高野千絵

  • #マーケティング

こんにちは、アナリストの高野です。

早いもので、GA4(Google アナリティクス 4)が登場して約5年が経ちました。
前身のUA(ユニバーサルアナリティクス)が使えなくなってからは2年が経ち、マーケティング担当の皆様も使い慣れてきているのではないかと存じます。

当時、GA4で「できるようになったこと」をひたすら勉強した記憶があります。
その中に「GA4が持つローデータにアクセスできるようになったこと」が挙げられていたのを覚えておりますでしょうか。

UAでは、BigQueryと連携しローデータを使って分析出来る機能は「有償版」のみの提供となっておりました。
しかしGA4になってから、「無償版」でもBigQueryと連携できるようになり、当時話題となりました。

あれから5年…実案件ではBigQuery連携をあまり利用できていない状況です(…涙)
それもそのはず、GA4は管理画面上で十分に分析できるので、あまり使う場面がないのです。

どんな時にローデータを使って分析できると便利なのか、5年間ずっと考えておりました。(笑)

そこで、今回は私なりの「使った方が良い場面」をご紹介できればと思います。

※「店頭購買データとGA4データを突合して分析」など、BigQueryの利用シーンはいくつか挙げられますが、今回はあえて「GA4」のみに照準を絞り込んで、「GA4管理画面では分析しづらいけれど、ローデータにアクセスすれば分析できることもある」というテーマでお伝えします

GA4はGoogle広告と連携しないと「広告」メニューが使えない!?

GA4は「広告」メニューを開始するのに、Google広告との連携が必要です。↓

GA4の「広告」メニューはアトリビューションを分析するのに便利な機能が盛りだくさんです。

アトリビューションとはどんな考え方かというと、コンバージョン直前の訪問だけでなく、初回訪問、中間訪問についても含めてすべてを評価しよう!という考え方です。

実際に「広告」メニューではこんな風に、コンバージョン経路分析ができたり↓

コンバージョンまでの時間が分ったりします↓

しかしGoogle広告を実施していないとこの機能が使えない…
そこでBigQueryの登場です!

BigQueryとSQL

BigQueryとはGoogle Cloudが提供するデータウェアハウスです。

BigQueryとGA4を連携することでGA4のローデータにアクセスできるようになります。
(今回、連携方法などは割愛いたします。)

【ご注意】
GA4のトラフィック規模が大きかったり、取得イベント数が多かったりすると、連携することでGCP側で費用が発生することがあります

先に結果からお見せしますが、BigQueryでコンバージョン経路を表示すると、こんな感じになります
(not set) 多めですが…↓

コンバージョンまでの期間(時間)はこちらです↓

しかし、実はGA4のローデータはこんな感じになっています。↓

これを「分析できる形」にするために、「SQL」という言語を用います。

ユーザー別コンバージョン経路表示のためのSQL 例

WITH
first_cv AS (
SELECT
user_pseudo_id,
MIN(event_timestamp) AS first_cv_timestamp
FROM
`ここに抽出元テーブルを明記`
WHERE
event_name = ‘ここにCVイベント名を明記'
GROUP BY
user_pseudo_id
),
paths AS (
SELECT
e.user_pseudo_id,

STRING_AGG(
CONCAT(
COALESCE(
(SELECT value.string_value
FROM UNNEST(event_params)
WHERE key = 'source'),
'(not set)'
),
' / ',
COALESCE(
(SELECT value.string_value
FROM UNNEST(event_params)
WHERE key = 'medium'),
'(not set)'
)
),
' > '
ORDER BY e.event_timestamp
) AS path
FROM
`ここに抽出元テーブルを明記` e
JOIN
first_cv cv
ON e.user_pseudo_id = cv.user_pseudo_id
WHERE
e.event_name = 'session_start'
AND e.event_timestamp <=cv.first_cv_timestamp
GROUP BY
e.user_pseudo_id
)

SELECT
path,
COUNT(*) AS users
FROM
paths
GROUP BY
path
ORDER BY
users DESC

何やら難しそうな命令文だ…
と思った方もいらっしゃると思いますが、いまはAI時代!
簡単なSQL文であればAIがお手伝いしてくれます!

この記事のまとめ

  • Google広告を実施していないけれど、アトリビューション分析したい、そんな時はGA4とBigQueryを連携しローデータを使って分析できる!
  • SQLを使うのは難しそうだけれど、AIがきっと助けてくれる!
  • ただし、GA4のトラフィックボリュームや、イベント数の多さによってGCP側で費用が発生することがある

D2Cでは、WEBサイトの企画、デザイン、ディレクション、そしてアクセス解析と一気通貫でお手伝いすることができます。ご興味のある方は是非弊社お問い合わせフォームからご連絡ください。

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データマネジメント部 WEBアナリスト

高野千絵

市場調査、競合分析、SNS分析、アクセス解析、KPI設計などデータにまつわる業務を幅広く担当。 データなどのエビデンスも、UXで感じた直感も、どちらも大切にしています。

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