
なぜあなたのマーケティング戦略は機能しないのか? 戦略を「成果」に変えるマーケティングオペレーションの真価

沖縄オフィス
#メディアコンサルティング
#マーケティング
こんにちは!D2C沖縄オフィスのディレクター、伊藤と申します。
読者の皆さまは、自社のデジタルマーケティングの施策について、「素晴らしい戦略」は立てられたのに、いざ実行しようとすると毎回どこかで壁にぶつかってしまう、という経験はありませんか?
MAツールの導入、膨大な顧客データ、複雑な開発プロセス...。デジタルマーケティングが煩雑になるほど、戦略の立案と施策の実行の間には大きな「溝」が生まれます。結果、せっかくの戦略も現場の「実行力不足」によって停滞してしまうのです。
私たちD2Cは、この「戦略と実行の溝」を埋める専門職、マーケティングオペレーション担当者が、成果を出すために不可欠だと強く認識しています。
この記事では、マーケティング活動全体の効率と効果を最大化するための「実行基盤」を築く要である、マーケティングオペレーションの役割と重要性について、私たちの事例を交えながら深掘りします。
マーケティングオペレーション担当者の仕事:大規模プロジェクトを動かす「実行の設計図」
私自身、大手企業が提供する公式アプリにおけるMA化推進を担当しています。このプロジェクトのミッションは、まさにマーケティング活動の効率と効果の最大化です。
マーケティングオペレーション担当者として、私たちは机上の戦略を現実にするために、以下のような「実行」に直結する基盤を構築しています。
- MA化ツールの導入・運用設計: 複雑な配信対象者リストの抽出条件やセグメンテーションの自動化を設計し、ヒューマンエラーを防ぎ、施策のスピードを向上させます。
- 顧客データの活用とデータ整備: SQLを駆使して散在するデータを「使える状態」に加工・整備し、施策への活用を可能にする仕組みを設計します。
- 開発プロセスと連携促進: 施策に必要なシステム開発を円滑に進めるため、クライアントのマーケティング部門と開発部門の間に立ち、共通言語でのプロセスやルールを設計します。
- 業務マニュアルの整備と定着化: 属人化を防ぎ、誰でも同じ品質で施策を実行できる、持続可能なオペレーションを確立します。
つまり、マーケティングオペレーション担当者は、戦略を現実にするために、ときに「エンジニア」としてデータやツールの裏側を理解し、またあるときには「プロジェクトマネージャー」として関係各所をまとめ上げる、施策の「実行基盤」を築く要なのです。
適切なリソースアサインとチームビルディングにおけるマーケティングオペレーションの役割
マーケティングオペレーションの重要な役割は、自らが手を動かすことだけではありません。「必要な時に、必要な専門家を動員・連携させ、全体の成果を最大化する」という、プロデューサー的な役割も担います。
施策のMA化を推進する過程では、以下の多様な専門人材の協働が不可欠です。
- エンジニア/開発者: データ連携、MAツールとシステム(アプリなど)のAPI接続、新機能の開発
- コンテンツディレクター/クリエイター: パーソナライズされたクリエイティブ、コンテンツの制作
- データアナリスト: 施策の効果測定、顧客セグメントの設計、抽出条件の最適化
マーケティングオペレーション担当者は、これらの専門家に対し、マーケティング戦略から落とし込んだ「具体的な要件」と「実行プロセス」を提示し、適切なリソースを「必要なタイミング」でチームにアサイン・連携させる司令塔の役割を果たします。
なぜ今、マーケティングオペレーションが必要なのか?
御社のマーケティング部門で、こんな課題はありませんか?
- 新しい施策の立ち上げに時間がかかりすぎる。
- MAツールを導入したが、全然使いこなせていない(実は機能の10%しか使えていない...)。
- 部門間の連携が取れず、施策のたびに調整に大きな工数がかかる。
- データ基盤と施策ツールが連携しておらず、手動でデータを移動させている。
マーケティングオペレーション担当者がこれらの「非効率」を排除することで、マーケティング部門の貴重な時間とリソースを、「戦略立案」「クリエイティブの改善」といった、より創造的かつ売上に直結する重要な業務に集中させることができるようになります。
これは単なるコスト削減ではなく、マーケティングROI(投資対効果)を最大化するための、最重要の先行投資と言えるでしょう。
まとめ:マーケティングを「実行可能な成果」に変えるために
私たちD2Cは、MAツールの導入支援から、複雑なデータ基盤の活用設計、そして部門を横断したプロセス設計まで、貴社のマーケティングオペレーションを成功に導くためのノウハウと確かな実行力を持っています。
マーケティング戦略を「絵に描いた餅」で終わらせず、「確実な成果」に変えたいとお考えのマーケティング担当者様、ぜひ一度、貴社のオペレーションに関する課題をお聞かせください。
- 「MAツールの活用が進まない」
- 「部門間の壁を解消したい」
- 「データドリブンな実行基盤を構築したい」
これらの課題をお持ちの方は、以下のお問い合わせボタンより、ぜひ一度ご相談ください。貴社の課題に合わせた具体的な解決策をご提案させていただきます。
ありがとうございました!
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ディレクター、エンジニア、アナリストが所属。それぞれの専門領域で身につけた情報を発信します。

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